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欠陥住宅を疑った場合、まずは誰に相談するべき?

せっかく購入した住宅について、雨漏りがする、壁にひびが入っている、手抜き工事が行われているなどの問題があり、欠陥住宅である疑いがあるような場合、どのような対応をすればよいのでしょうか。

欠陥住宅は、大きな問題を引き起こす可能性があるため、発見時にはただちに適切な者に対して相談することが重要です。

 

この記事では、欠陥住宅を疑った場合、まずは誰に相談するべきかについて解説していきます。

欠陥住宅を疑った場合、まずは誰に相談するべき?

購入した物件が欠陥住宅であった場合にはどうしても腹立たしく感じるものであるため、購入先に対して問い合わせ、責任を追及したいと思う方も多いと思います。

しかし、いきなり購入先である建築会社や不動産会社に対して問い合わせを行っても、あまりいい結果に繋がらない場合が多いです。

購入先が欠陥を隠そうとしたり、証拠がないと突っぱねられたりすることが考えられるからです。

 

まずは、住宅に関する専門家に相談することで、欠陥の有無および欠陥の程度・種類について調査してもらうことが大切です。

例えば、信頼できる建築士への相談を行うことが考えられます。

建築士は、建物に関する知識を持っているため、調査を依頼することで建物全体の状態を知ることができ、その結果欠陥住宅である場合はそれを把握し、その後の行動に移れます。

 

また、弁護士など法律の専門家に相談をすることもできます。

そうすることで、購入先に対してどのような責任を追及することができるか、またその際の交渉方法などについて逐一アドバイスを受けたり、代理してもらったりすることができます。

 

専門家への相談のもとで欠陥調査が完了したら、その証拠を持ってようやく購入先と交渉を行うことになります。

この際には交渉・調停といった手段が考えられ、内容証明郵便を送ることも証拠保全の観点から有効です。

もっともこのような手段を用いても相手方から何らの行動がない場合には、訴訟によって賠償や修理などの要求の実現を目指すことになります。

訴訟を行う際には、弁護士に依頼するのが一般的になります。

建築訴訟については馬場戸山口法律事務所にご相談ください

欠陥住宅は自己の身体の安全にも関わる重大な問題で、迅速に解決すべきものです。

もっとも、購入先といきなり交渉をしてしまうと、証拠を隠蔽されたりごまかされたりして、不利な結果を生むことになりかねません。

そのため、建築業者や弁護士などの専門家のサポートを受け、しっかりと準備した上で交渉に臨むことが大切です。

 

馬場戸山口法律事務所では、「人生に降りかかる様々なトラブルを総合的に解決できる法律事務所」をモットーにご相談をいただいております。

建築訴訟でお困りの場合はお気軽にご相談ください。

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