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病院の対応が遅れたことにより医療過誤が起きた場合

近年、医療過誤についての報道や問題が取りざたされることが増えています。

特に、病院の対応が遅れたことによって起こった医療過誤は、患者やその家族にとって深刻な問題となります。

このような状況に陥った場合、どのような対応をすればよいのでしょうか。

医療過誤によって損害が発生した場合には、病院や医者などの医療従事者に対して何らかの責任を問うことができるのかについては気になるところでしょう。

 

この記事では、病院の対応が遅れたことにより医療過誤が起きた場合の対応について解説していきます。

病院の対応が遅れたことにより医療過誤が起きた場合の対処法

医療過誤とは、医療行為の中で起こった予期しない事故の中でも、病院に過失が認められるもののことを指します。

そして、病院の対応が遅れたことはこの過失に含まれる可能性があります。

このような場合、病院側に医療過誤が認められることになります。

 

では、病院の対応が遅れたことにより医療過誤が起きた場合にはどのような対応をすべきなのでしょうか。

患者の立場からできることとして考えられるのは、病院に対し民事上の責任を追及することです。

 

その際には、病院側に過失があったこと、患者に損害が発生したこと、医療行為と損害に因果関係が存在することを証明しなければなりません。

これらは医療という専門的な分野に関わってくることも加味すると、自力で立証するのが難しいものになっているので、責任追及の際には弁護士に相談するのが一般的です。

 

弁護士に相談を行った後には、弁護士が医療調査と呼ばれるものを行います。

このような調査の中で、カルテや診療時の記録など証拠となるものを洗い出し、文献の調査や専門家の協力を得ることによって、後の示談や裁判に役立てることができます。

 

医療調査によって証拠を集め終えた結果、病院に医療過誤の責任を問うことができるとの判断が下った場合であっても、いきなり裁判を起こすことは少ないです。

まずは示談交渉や調停といった手段によって、病院側に損害を賠償してもらう途を開いていくことになります。

もっとも、このような形で話がまとまらなかった場合には、訴訟によって民事上の責任を果たすよう医療機関に対して求めていくことになります。

医療関係訴訟では事案が複雑化してしまいがちであり、専門知識も多く求められるため、裁判の期間が二年を超えるような長期にわたるものになる可能性があることは覚悟しておきましょう。

医療過誤については馬場戸山口法律事務所にご相談ください

医療過誤が不幸にも起こってしまった場合には、病院に損害を賠償してもらいたいものだと思います。

もっとも、その過程では多くの専門的な知識が必要になるため、医療過誤が起こってしまった場合には法律の専門家であり、医療関係訴訟にも詳しい弁護士へ相談することをおすすめします。

 

馬場戸山口法律事務所では、「人生に降りかかる様々なトラブルを総合的に解決できる法律事務所」をモットーにご相談をいただいております。

医療過誤でお困りの場合はお気軽にご相談ください。

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